About
野下 浩司 (のした こうじ)
研究内容
進化形態学と形態測定学について,幅広く興味をもって研究をしています.
- 動物のかたち
- 腹足類(巻貝)の殻
- 植物のかたち
- ダイズ
- コムギ
- キャッサバ
- 人工物のかたち
- 土器
キーワード
- 理論形態学 theoretical morphology
- 形態測定学 morphometrics
- 数理生物学 mathematical biology
- 植物フェノタイピング plant phenotyping
- 3次元画像解析 3D image analysis
現所属
- 九州大学
- 理学研究院 生物科学部門
数理生物学研究室 - 植物フロンティア研究センター 環境計測制御部門
- 理学研究院 生物科学部門
- [数理生物学研究室] 092-802-4316
- noshita at morphometrics.jp
- 研究者番号:10758494
経歴
- 平成18(2006)年4月 – 平成22(2010)年3月 静岡大学 理学部 地球科学科
- 2010年3月21日 学士(理学)
- 平成22(2010)年4月 – 平成27(2015)年3月 九州大学大学院 システム生命科学府 システム生命科学専攻
- 2012年3月27日 修士(理学)
- 2015年3月25日 博士(理学)
- 平成22(2010)年4月 – 平成24(2012)年3月
平成25(2013)年4月 – 平成26(2014)年3月 九州大学理学部TA - 平成24(2012)年4月 – 平成27(2015)年3月 日本学術振興会特別研究員(DC1)
- 2013年1月23日 – 2013年2月11日 腹足類殻形態の定量化と多様性評価のための標本の撮影
in National Museum of Natural History (アメリカ),受入研究者 Ellen Strong
地球規模での保全生態学推進のための若手研究者海外派遣プログラム - 2013 年 9 月 17日-9 月 29 日 生物多様性保全策実施のための魚類調査
マレーシア(サラワク州ビンツル周辺の河川)
自然共生社会を拓くアジア保全生態学(九州大学 GCOE プログラム) - 2014 年 1 月 29 日-2014 年 2 月 20 日 標本の撮影と測定
in National Museum of Natural History (アメリカ),受入研究者 Robert Hershler
自然共生社会を拓くアジア保全生態学(九州大学 GCOE プログラム) - 2014 年 4月 1日-2014 年 11月 30日 Visiting Scholar in Plotkin Research Group,UPenn (アメリカ)
- 平成27(2015)年4月 – 平成28(2016)年9月 東京大学 農学生命科学研究科 特任研究員
- 平成28(2016)年10月 – 平成30(2018)年3月 科学技術振興機構 さきがけ専任研究者
- 平成28(2016)年10月 – 平成20(2018)年9月 東京大学 農学生命科学研究科 農学共同研究員
- 平成30(2018)年4月 - 現在 九州大学 理学研究院 助教
- 平成30(2018)年4月 - 現在 九州大学 植物フロンティア研究センター
- 平成30(2018)年4月 - 令和2年(2020)年3月 科学技術振興機構 さきがけ研究者(兼任) 研究領域「情報科学との協働による革新的な農産物栽培手法を実現するための技術基盤の創出」
- 2018年 9月17日 - 2018年 12月11日 Visiting Scholar in Computational Plant Science Lab (PI: Alexander Bucksch),UGA (アメリカ)
- 令和3(2021)年4月 - 現在 九州大学 マス・フォア・イノベーション卓越大学院 担当教員
- 令和3(2021)年4月 - 現在 名古屋大学 生命理学専攻 異分野融合生物学講座 招へい教員
- 令和3(2021)年9月 - 現在 奈良文化財研究所 埋蔵文化財センター 遺跡・調査技術研究室 客員研究員
受賞
- 平成28(2016)年9月 第130回講演会日本育種学会優秀発表賞
- 平成24年1月 日本古生物学会 ポスター賞(第161回例会)
- 平成24年5月 日本学生支援機構 特に優れた業績による全額返還免除
担当授業科目
- 2023年度・前期 数学共創概論Ⅰ
- 2023年度・通年 数学共創モデリング
- 2023年度・前期 数理生物学
- 2023年度・前期 数理生物学演習
- 2023年度・春学期 自然科学総合実験
- 2022年度・前期 数学共創概論Ⅰ
- 2022年度・前期 数理生物学
- 2022年度・前期 数理生物学演習
- 2022年度・春学期 自然科学総合実験
- 2021年度・冬学期 基礎科学実習
- 2021年度・秋学期 自然科学総合実験
- 2021年度・前期 数学共創概論Ⅰ
- 2021年度・前期 数理生物学
- 2021年度・前期 数理生物学演習
- 2020年度・冬学期 自然科学総合実験(発展)
- 2020年度・秋学期 自然科学総合実験(基礎)
- 2020年度・前期 数理生物学演習
- 2020年度・後期 集団生物学
- 2019年度・前期 数理生物学演習
- 2019年度・後期 自然科学総合実験(基礎)
- 2018年度・後期 生命理学特論I
- 2018年度・前期 数理生物学演習
外部研究資金
継続中
- 科学技術振興機構 未来社会創造事業 「共通基盤領域」 本格研究, マルチスケール計測・計算技術の融合による高スループットデバイス開発支援プラットフォーム,代表者: 井上 元(分担者:野下 浩司), 2023/4/1-2029/3/31.
- 日本医療研究開発機構 難治性疾患実用化研究事業,ヘパラン硫酸プロテオグリカンを標的とした、遺伝性脳小血管病の包括的治療方法の開発,代表者:小野寺 理(分担者: 野下 浩司),2024.04.01-2027.03.31.
- 日本学術振興会 科学研究費基金(基盤研究(B)),感染症対策が駆動する新型コロナウイルスの進化予測とウィズコロナ, 23H03497, 代表者: 岩見 真吾(分担者:野下 浩司), 2023.04.01-2026.03.31.
- 日本学術振興会 科学研究費基金(基盤研究(B)),作物の水輸送効率の最適化に向けた根の通過細胞数の遺伝学的解析,22H02308,代表者: 山内 卓樹(分担者:野下 浩司),2022.04.01-2025.03.31.
- 科学技術振興機構 ムーンショット型研究開発事業 複雑臓器制御系の数理的包括理解と超早期精密医療への挑戦,JPMJMS2021,代表者:合原 一幸(課題推進者,横断的支援(数理科学):野下 浩司 2022.04.01より参画),2022-2025
- 生物系特定産業技術研究支援センター(BRAIN) ムーンショット型研究開発事業,サイバーフィジカルシステムを利用した作物強靭化による食料リスクゼロの実現,JPJ009237,代表者:藤原 徹(数理科学研究支援:野下 浩司 2022.04.01より参画 2022.4-2023.03),2020-2025
終了
- 日本学術振興会 新学術領域研究(研究領域提案型・植物の周期と変調 公募研究) 植物器官の周期的出現パタンとその変調による個体の「かたち」の多様性の統合的理解,22H04727,代表者:野下 浩司,2022.04.01-2024.03.31
- 日本学術振興会 科学研究費基金(若手),植物3次元形態の数理モデル化によるフェノタイピング基盤技術の開発,21K14947,代表者:野下 浩司,2021.04.01-2024.03.31
- 日本学術振興会 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B)),シーボルト標本を用いた江戸の自然の科学的復元,20KK0011,代表者:佐々木 猛智(分担者:野下 浩司), 2020.10.27-2024.03.31
- 日本学術振興会 科学研究費基金(基盤研究(B)),博物館資料の3D形態学:形状認識の定量化、高精度化、および展示公開への活用,20H01381,代表者:佐々木 猛智(分担者:野下 浩司),2020.04.01-2023.03.31
- 日本学術振興会 新学術領域研究(研究領域提案型・出ユーラシア) ,三次元データベースと数理解析・モデル構築による分野統合的研究の促進,19H05738,代表者:中尾 央(分担者:野下 浩司),2019.06.28-2024.03.31
- 科学技術振興機構 未来社会創造事業 「共通基盤」領域 探索研究(要素技術タイプ),「かたち」に関する数理科学基盤の構築および諸分野への社会実装,代表者:野下 浩司,2020.11-2023.03
- 日本学術振興会 科学研究費基金(基盤研究(B)),貝殻らせん成長メカニズムの解明:進化発生古生物学創成に向けて,18H01323,代表者:遠藤 一佳(分担者:野下 浩司),2018.04.01-2023.03.31
- 理研-九⼤ 科学技術ハブ共同研究 プログラム,3次元形態計測と数理モデル化による植物フェノタイピングプラットフォームの高度化,代表者:蒔田 由布子(理研)・野下 浩司(九大),2021.04.01-2022.03.31
- 科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業 CREST,植物頑健性領域,大規模画像データに基づくゲノムと環境の相互作用を考慮した成長予測モデルの構築,JPMJCR16O1,代表者:明石 良(分担者:野下 浩司,2020.04より参画),2016.10.01-2022.03.31
- 日本学術振興会 科学研究費基金(若手),作物3D形態ベンチマークデータセットの構築による植物フェノタイピング研究の加速,19K15946,代表者:野下 浩司,2019.04.01-2021.03.31
- 日本学術振興会 科学研究費基金(基盤研究(B)(特設分野研究)),Systems Bone Biology~骨・軟骨疾患の発症予測から疾患予防へ,18KT0018,代表者:篠原 正浩(分担者:野下 浩司),2018.07.18-2021.03.31
- 九州大学 数理・データサイエンスに関する教育・研究支援プログラム,植物3次元形態データセットの作成と全体構造を記述する特徴量の開発,代表者:野下 浩司,2019.07-2020.03
- 科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業 さきがけ,情報協働栽培領域, マルチスケールデータ融合による草姿・草型の超解像フェノタイピング技術の開発,JPMJPR16O5,代表者:野下浩司,H28-H31
- 日本学術振興会 科学研究費補助金DC1(特別研究員奨励費), 形態の適応と形成過程の数理的研究,12J00760,代表者:野下 浩司,2012.04.01-2015.03.31
査読経験
- Journal of Marine Biology, Journal of Theoretical Biology, Scientific Reports, BMC Evolutionary Biology, Frontiers in Plant Science, Plant Methods, Plant Phenomics, Paleobiology, American Society of Agricultural and Biological Engineers, 農業情報研究, 土木学会論文集G(環境)環境システム研究論文集
所属学会・研究会
- 2009年 – 現在 日本古生物学会
- 2010年 – 現在 日本進化学会
- 2010年 – 現在 日本数理生物学会
- 2011年 – 現在 日本生態学会
- 2011年 – 2016 日本発生生物学会
- 2012年 – 現在 The Society for the Study of Evolution
- 2016年 - 現在 日本育種学会
- 2017年 - 現在 農業情報学会
- 2019年 - 現在 日本植物フェノタイピングネットワーク
- 2019年 - 現在 幹事
- 2021年 - 現在 超分野植物科学研究会
- 2021年 - 現在 幹事
最終更新日